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社協とは

事業報告

平成29年度事業報告

【全体総括】

 法人運営においては、社会福祉法人制度改正のもと、新たに理事15名、監事3名、評議員19名を選任し、社会福祉法人として事業運営の透明性、財務規律の強化、地域公益活動の推進に努め、市民から信頼され支持される活動を展開する基盤づくりを推進してきました。

 人事・労務管理においては、新任・現任職員研修の開催、各研修会等へ参加し、現在の事業内容および運営体制に応じた人材育成に努めるとともに、職場の安全衛生に関する意識を高め、働きやすい環境づくりを継続的に進めております。

 施設整備については、湯沢デイサービスセンター屋根修繕、デイサービスセンターコスモス貯湯槽修繕等を実施完了しました。

 指定管理事業では、湯沢市福祉センター外壁修繕・ブラインドカーテン修繕等の完了、湯沢南児童クラブについては、増改築工事が完了し平成30年1月9日より新たな施設での運営を開始しました。

 地域福祉事業においては、「第3期地域福祉活動計画」に基づき、各地区において地域に潜在する課題に対し、地域住民が関心を持つことができるよう災害時要援護者の避難支援体制構築や、日ごろ地域で見守りが必要な方々の把握、要支援者マップの更新等を実施することで、地域住民や各関係機関と連携し、支援体制の充実に努めました。
 また、解決に結びつかない困難ケースや、地域において長期間進展の無い課題等、市内の高齢・障がい・児童・教育・生活困窮・地域福祉等あらゆる分野における機関が課題を共有し連携することで、ワンストップとなる受け皿をどう構築していくのかを協議する「ライフステージサポート体制推進会議」に参加し、本会が進めるネットワーク活動の強みを活かしながら解決を目指した体制づくりの作業を進めています。

 更に、生活支援体制整備事業を平成30年度から実施していくための準備を進め、各地域の様々な分野の方々から参画を得て「地域内の課題の掘り起こし」を行い、その課題を解決していくための「たすけあい活動構築」の実現に向け、包括支援センターや各関係機関と議論を重ね協議してきたことで、湯沢市として実施の方向性が決まりました。

 介護保険事業においては、利用する方々が、住み慣れた地域で、その人らしく安心して生活できるよう、「親切・丁寧・迅速」なサービス提供に努め、信頼される事業所運営に取り組みました。
 また、「介護予防・日常生活支援総合事業(略称=総合事業)」が開始され、要支援の認定を受けた方の訪問介護サービス、通所介護サービスが地域支援事業に移行されたことから、要支援者の多様な生活ニーズに対してサービスを提供できる体制を整備しました。

 通所介護事業における湯沢デイサービスセンターについては、施設の老朽化等が顕著であることなどから、平成30年6月30日をもって事業を廃止することとなり、デイサービスセンターコスモスを含め安定した経営について引き続き検討していきます。

【基本目標1】
地域でささえあう安心して暮らせるまちづくり

 地域の住民参加による、誰もが安心して暮らせる「福祉でまちづくり」の実現に向け、生活福祉課題の把握と解決の仕組みの構築を進めました。

 特に、ネットワーク活動や見守りが必要な世帯への訪問活動(アウトリーチ)を実施し、民生児童委員や福祉員、町内・集落の役員等と情報を共有し、問題・課題の発掘に努め、その解決に向け他機関との連携を強化し包括的な支援に取り組みました。
 また、働いた経験のない方、ひきこもりやニートで悩みを抱えている方へ社会参加のための居場所の確保、人間関係・社会関係の再構築の支援として「りらとこ」を定期的に開催しました。

 認知症高齢者や知的障がい者等、判断能力が不十分な方が、住み慣れた地域で安心して暮らせるように福祉サービスの利用援助と必要に応じ日常的金銭管理等の支援としての権利擁護事業として、「日常生活自立支援事業」、「法人後見事業」、「湯沢市社会福祉協議会緊急時における日常的金銭管理等支援事業」を実施し対応できる体制を整備してきました。

 災害発生時、高齢者や障がい者等、避難することが困難な方が迅速に避難できるよう日常の見守り活動や地域ささえあい活動を推進するための「災害時要援護者避難支援プラン」の作成は、従来からの要支援者マップ更新を行いながら整備を進めました。

介護保険事業については、利用されている方の状況を考えながら、より良いサービス提供と職員の資質向上に努めております。

【基本目標2】
地域のみんなが集い交流し生きがいの持てるまちづくり

 要援護者の見守りや生活支援、孤立防止に成果を上げている「ふれあいサロン活動」を各地域で展開し、町内会の理解を得ながら地域住民が地域づくりの一環とし、子どもから高齢者まで全ての人が集えるサロンづくりを支援しました。

【基本目標3】
地域の良さを伝える後継者育成と健やかに子どもを育むまちづくり

 誰もが住み慣れた地域で安心して生活が送れるよう、その地域の良さを知り、後継者に伝え、次世代へ受け継ぐ必要があることから、地域の中で年代や職業の垣根を越えた福祉教育を推進し、共に生きる、共に支え合う「共生」に主眼を置き、地域福祉を担う人材育成に努めました。
 また、「YY(yuzawa young)会議」の充実を図り、若者の居場所・交流の場をつくり上げ、子育て世代の支援として、乳幼児・児童・青少年が健やかに成長できる環境づくりとして「子育て世帯への応援プログラム」に取り組んでおります。

 児童・学生の福祉教育を実施し、高齢者福祉や障がい者福祉の理解を深め、地域福祉への参加を促進し、「実体験から気づく・感じる」ことができる福祉教育を実施しております。

 放課後児童健全育成事業(指定管理)においては、小学校就学児童の保護者が安心して働ける環境づくり、児童が楽しみながら活動できる生活の場を提供し、次代を担う児童が心身ともに健やかに育成できる事業展開をしました。

湯沢南児童クラブにおいては、施設の増改築について湯沢市と協議を進め、平成30年1月9日より新たな施設での運営を開始しました。

【基本目標4】
みんなで力を合わせお互いさまのボランティアができるまちづくり

 地域のニーズの変化に対応できるボランティアセンターを中心商店街の「サンサンプラザ」内に開設し、ボランティア団体やNPO、民間企業、社会福祉法人等の参画を得て、地域の実情に応じて意見交換や学習会、認知症カフェや若者の居場所、歌や踊りの開催等幅広い分野を対象に各種事業を開催しております。

 さらには、企業団体の社会貢献として百貨店プロジェクト参加による共同募金への協力や除雪ボランティア隊としての除雪作業等これまで以上に支援の輪が広がりました。

 障がい者の自立を促進するため、障がい者一人ひとりのその個性が尊重され、地域で暮らし、地域社会に参加し役割を果たせるよう専門機関、福祉施設と連携をはかり、情報の提供、障がい者への理解や共感を醸成する環境の整備を進めました。

【基本目標5】
制度の狭間の問題に対する住民主体の地域支援を考えるしくみづくり

 地域の助け合い活動は、支え手に回る元気な高齢者の存在が重要です。高齢者は、支え手に回ることで、社会参加を通した介護予防の効果も期待できます。地域における制度の狭間の問題・課題解決のためには、そうした仕組みをどう作っていくのかを考える機会として、住民向けの研修会や話し合いの場を行政と連携して実施しました。

 それぞれの地域で制度から漏れ、支援に繋がらない問題を解決していく仕組みづくりを具体的に進めて行く必要性について、地域福祉活動に関わる方々の間において確認されました。

 今後、その地域で自主的・主体的なコミュニテイサービスの仕組みづくりや協議の場づくりを、既存の仕組みを活用しながら必要に応じて、社会資源の開発までを実施できる体制を進めていきます。

 

© 2013 社会福祉法人 湯沢市社会福祉協議会